メディカルハーブー45   ラズベリーリーフ

ラズベリーのきれいな赤い実は、酸味を含んださわやかな甘みがあり、ヨーロッパでは古くから親しまれてきました。中世には栽培も始まり、多くの変種が生まれました。

このハーブが注目されたのは、出産を楽にする効果が確認されるようになったからです。自然分娩が一般的だった時代は、大変重用されました。

出産が近くなった時期にラズベリーのお茶を定期的に飲むと、子宮と骨盤の筋肉を強くして、妊婦の負担を軽くしてくれます。

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子宮収縮作用もあるので産後も飲み続けると、体力の回復に役立ちます。母乳の出を良くするとともに栄養価も高まります。

子宮収縮作用がありますので、妊婦が飲み始める目安は出産予定の2~3カ月前くらいからにします。

また、子宮に働きかける作用が強いので、生理痛の緩和にも強い効果を発揮するほか、下痢を抑え、喉の痛みや口内炎の症状改善に役立ちます。

◆ 和名  ヨーロッパキイチゴ

◆ 学名  Rubus idaeus

◆ 主要成分 フラガリン、タンニン、ポリペプチド、ビタミンA、B、C、E、糖類、カリウム、カルシウム

◆ 作用   収斂作用、子宮強壮作用(子宮や骨盤の筋肉の強化)、子宮刺激作用、消化促進作用

 

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鬼師が遺した飾り瓦 ~ 須坂市の寺社と選定保存技術保持者が制作した装飾瓦

須坂市墨坂の八幡墨坂神社。参道を歩き鳥居をくぐり広い境内に出ると、正面に濃い褐色の大きな社殿が姿を現します。

実に豪華というべきか、賑やかというべきか、いろいろな飾りがついています。いくつの飾りがあるでしょうか。

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上の装飾瓦もそうですが、下の獅子もみごとです。相当な腕をもった鬼師でないと、なかなか造れません。

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技術の指導に来ていた三州からの鬼師の手造り品であることに間違いないでしょう。

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この八幡社は、数多い須坂市の寺社のなかでも屋根に置かれた飾り瓦の多いところといえます。

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墨坂神社・芝宮で見た鬼瓦ですが、珍しいことに鬼が何かを口にしています。よく目にする鬼瓦は、眼光鋭く口を開け悪霊を寄せつけない形相をしていて、こうして何かをくわえているというのは初見です。

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北小河原別府町の広円寺は、寺紋の揚羽紋があちこちに飾られています。

揚羽蝶の紋といえば、世界文化遺産に登録されている国宝姫路城の城主だった池田家の家紋も揚羽蝶紋です。第4代城主の池田輝政が織田信長から拝領し、姫路城にも軒丸瓦などにこの蝶紋が見られます。

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須坂市にある「蝶の民俗館」は、館長の今井彰さんが国内外で採集した蝶の標本展示にとどまらず、生活文化の視点から蝶にかかわる資料を展示しているユニークで楽しいミニ博物館です。

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蝶の文化史からの研究を続けている今井さんは、姫路城の揚羽蝶紋の瓦を選定保存技術保持者に認定された鬼師・小林平一さん(故人)に制作を依頼、でき上がった蝶紋瓦が2階展示室に飾られています。

相野島町の源信寺山門には、4体の人物瓦が乗っています。

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何を(誰を)模ったのか、いつころのものかなど、いま一つよく分かりません。

上は面を付けた能楽師が舞っているようにも見えますし、下は茶坊主のような風体ですが、これもどう考えればよいのか分かりません。

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同市内にはさまざまな装飾が施されてい軒瓦、軒丸瓦もあります。

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信州の鏝絵に見る左官職人の技-19   騎牛帰家(茅野市)

茅野市はユニークな鏝絵が多く残っている街です。同市安国寺で、これを目にした時も何が描かれているのか考え込んでしまいました。

牛の背に乗った童子が横笛を吹いていますが、後方に雪を被った険しい山肌が見えますし、牛は草のない岩肌が剥きだした山の坂道を降り下っているようで川水を飲みたがっているような図になっています。

牛、童、横笛をテーマにして描いているには、のどかさを感じません。

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調べて、ようやく分かりました。

「十牛図」という禅画があります。禅宗で修行生活のはじめから悟りにいたる道筋を、牧童が逃げた牛を探し、家に連れ帰るまでをストーリーにして禅の教えを説いているという絵画です。

「十牛図」の中の第六図に「騎牛帰家」と題する場面があり、ようやく捕えた牛の背に乗り家路へ向かう童が横笛を吹いている姿があります。

ここの蔵を仕上げた左官職人が最後の仕上げとして、騎牛帰家を鏝絵に描いて遺したものです。

背景の雪を被った険しい山、岩肌が剥きだし山道に世の中の欲望や争いごとを表し、そんな世にあっても平穏な心を持って生きていくことをこの鏝絵は願っているようです。

さまざまな鏝絵を見てきて、驚くことがたびたびあります。鏝絵を描く左官職人さんは道教や仏教、説話や民話などに長けていて、実に博識なことです。そして、その心をよく理解し描ききることに優れていることです。

仕事の合間に盛んに学んでいたことでしょう。でなければ、こんな作品を遺すことなどとうていできなかったことだろうと思います。

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この鏝絵を見てから、どこかで同じ絵を見たことがあったことを思い出しました。松本市の老舗宿に泊まった時、あまりに床の間の雰囲気が良かったことから写し撮っておいたファイルにありました。

掛け軸に描かれているのは、騎牛帰家ですね。

 

* 十牛図について詳しく書いたサイトがあります。こちらです。

* 山水画の雪舟が十牛図を遺しています。こちらのサイトで見ることができます。

 

 

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主婦湿疹から手を守ってくれる台所洗剤

台所仕事、とりわけ片付けものの水洗いなどで手荒れする方たちが安心して使える手肌にやさしい台所洗剤のご案内です。

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鬼師が遺した飾り瓦 ~ 屋根の上にある宝尽くし(青木村、東御市、須坂市、長野市、安曇野市)

屋根の上に、こんな球根が芽を出したような形の飾り瓦を目にしたことはありませんか?

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これは如意宝珠(にょいほうじゅ)といい、望んだものをすべて出し、願い事を何でもかなえてくれる神秘的な宝の珠(たま)のことで、上方が尖って火炎の燃え上がったような形をした珠をいいます。

今で言うならば、さしずめ「ドラえもんの四次元ポケット」に当たるのでしょうか。

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如意宝珠は、如意輪観音、地蔵菩薩、虚空蔵菩薩、吉祥天、孔雀明王などの仏が持つものとされ、それらの仏像などでも手にしている姿を見ることができます。

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「宝尽くし」という日本の伝統的な文様があります。吉祥・招福を願う気持ちが縁起物の形になり、着物や器物を飾ってきました。

Img_5502                        (長野市・善光寺)

宝尽くしは、如意宝珠、鑰(やく)、打出の小槌、金嚢、隠蓑、隠笠、丁字、花輪違、金函などが代表的な文様ですが、時代・地方により多少の違いがあるようです。

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右側に如意宝珠が見えますが、鬼瓦に見える鍵のような装飾が鑰です。鑰は蔵を開けるときの鍵になります。

Img_2560                         (墨坂神社・芝宮)

日本の古代の一時期,律令法という体系を基に国家統治がなされました。中央集権的な官僚制国家機構や国家的土地所有を行い、良・賤の身分制度を敷いていました。

地方の国府にとって朝廷から預かった「公印」(印)と、財宝の入っている正倉の「鍵」(鑰)は最も大事なものとされ、「印鑰」を管理していた所を祀る神社までできたそうです。

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今でも石川県七尾市、熊本県八代市、宮崎県西都市など各地に「印鑰(いんにゃく、あるいは、いんやく)神社」の名がついた神社があります。
鑰は、こうした歴史を背景に、宝を象徴するものとして文様に用いられ現在にいたっているわけです。

上の鑰は、東御市の法善寺に飾られていたものですが、ここの装飾瓦は宝尽くしが満載です。鑰の左に珊瑚(さんご)があり、その左に真珠貝、さらに隠蓑があります。

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打ち出の小槌があり、その左手に珊瑚があります。右にあるのは巾着でしょう。

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経文の巻き物もありましたし、その右にあるのは宝尽くしの七宝の一つである真珠貝(アコヤ貝)の貝柱のように見えます。

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縁起物にも宝尽くしにも関係ありませんが、善光寺の近くの宿坊の屋根にネコがいました。居眠りをしているようです。もちろん飾り瓦のネコです。

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メディカルハーブ-44  ビルベリー

視力回復に優れた効果が確認されているハーブです。特に夕方に辺りが暗くなると視力が落ちる夜間視力の低下が気になる場合は、即効性がありますのでぜひお薦めしたいハーブです。

第二次大戦時にイギリス空軍では夜間飛行するパイロットにビルベリーのジャムが配られたといいます。

仕事などでパソコンの液晶画面に長時間向き合うようになると、網膜上のロドプシンと言う成分が大量に消費され、眼精疲労を招きます。視力の低下はもちろん、眼の痛み、頭痛、肩こりなどに発展しかねません。

こうした症状のときは、ロドプシン再生の色素成分アントシアナジンをたくさん含んだビルベリーを摂ることが必要です。

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ビルベリーは、老人性黄班変性、眼圧亢進、飛蚊症、涙目、ドライアイなどさまざまな眼疾にも有効という報告があります。

また、泌尿器の殺菌に強く働くので、膀胱炎などにも用いられるほか、毛細血管を強くするので静脈疾患にも使用されます。下痢、吐き気、神経過敏の改善にも用いられています。

最近の研究では、血糖値を下げる効果もあるといわれています。

◆ 和名  ミルチルス果実

◆ 学名  Vaccinium myrtillus

◆ 主要成分 アントシアナジン、タンニン、亜鉛、マンガン、鉄などのミネラル類、カテキン、ポリフェノール

◆ 作用   視力回復作用、毛細血管強化作用、殺菌作用、血糖降下作用、抗酸化作用、血栓抑制作用

 

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信州の鏝絵に見る左官職人の技-18   鍾馗と逃げる厄鬼(原村)

壁面に力強く描かれた鍾馗像の鏝絵をどうしても見たくて、原村へ出かけました。手持ちの資料には、「原村払沢のT家」としか記載がありません。

払沢地区をぐるぐるまわったのですが、見当たりません。払沢は結構広いエリアで、他にも鏝絵はありましたがお目当てが探せません。

1週間後、再訪です。今度こそはと思いながら、車を置いて探索しました。これが正解でした。車が入れない狭い道の奥に蔵があり、そこで対面することができました。

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実に隆々とした力強い鍾馗さんが描かれています。長い年月のなかで右手に持った剣など一部が剝落していますが、腰の構え、厄鬼を追う険しい表情がみごとに描かれています。破帽、長靴、衣服なども宋代の時代考証を再現しています。

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おもしろいことに逃げる厄鬼の姿を、壁の曲がりを利用して遠近感を図っていることです。この左官職人さんの造形的センスのすばらしさが現れているのではないでしょうか。

鍾馗が描かれた鏝絵は全国的にも希少であることについては以前にも記しましたが、希少な絵柄が長野県下で2例あることになります。(以前に目にした鍾馗の鏝絵はこちらです)

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この鍾馗の鏝絵の近くに羽を広げたカラスが描かれています。カラスが鏝絵として描かれることがあるのですね。初見です。

このカラスはどのような意を込めて描いたのでしょうか?

T家の蔵には、このほかにもいろいろな鏝絵が掲げられています。

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道に面した側に丹頂鶴に乗った南極老人の鏝絵があります。南極老人は道教の神で南極星(カノープス)の化身といわれ、日本では七福神の福禄寿と寿老人のモデルになったといわれています。

頭が長く白ひげを蓄え、酒を好み赤い顔をしています。巻物と軍配を手に持ち、鹿や鶴を従え長寿を授ける神ということです。

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老人が手にした巻紙に「勲八等」の文字が見えます。叙勲の記念を記しているのでしょうか。留守番をしていたここのおばあちゃんに聞きました。

「お舅さんの兄弟の誰かが貰ったといってたけど…。なんで(どういう功績で)もらっただか古いことで忘れちまっただ」と言っていました。

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強い経口感染症でコレラという病気がありますが、日本で初めてコレラが確認されたのが江戸時代の文政年間で、40年ほど経った文久になってから56万人が発症し多くの人たちの命を奪ったという記録があります。

古くから流行り病として天然痘が恐れられていましたが、コレラは相次ぐ異国船来航と関係し異国人がもたらした悪病であると信じられ、その後、コレラは新たな脅威となりました。

虎は強い力で魔物を寄せつけないということから、壁に鏝絵として描かれたり、虎の装飾瓦が民家に飾られたりしたようです。コレラは「虎列剌」と書き、虎に因んだ字を当てているようです。

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背面の妻壁には龍が描かれていました。

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金の球(宝珠)を抱えています。

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その龍を見上げるように、戸前に猫もいました。猫は招き猫からも連想できるように、千客万来、金運招来を願って描かれます。

 

 

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赤レンガ建造物を尋ねて-6   威厳と勉学督励を表す門柱(松本市)

松本市島立の「松本市歴史の里」は、江戸時代後期から昭和初期までの歴史的建造物を移築した野外博物館です。

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5棟ある建造物の中で最も大きく威厳と異彩を放つ建物が、旧長野地方裁判所松本支部庁舎で長野県宝に指定されています。

明治41(1908)年に松本城二の丸御殿跡に建てられた国内に現存する唯一の明治期の地方裁判所跡です。

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終戦まで大日本帝国憲法下でこの法廷で裁判が行われ、その後も新憲法の下で昭和52(1977)年まで使用されていましたが、松本地裁が新築され歴史的役割を終えたことから解体計画が持ち上がりました。

しかし、保存を望む熱心な市民運動が起こり、その結果取り壊されることなく現在地へ移築復元されました。

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その裁判所庁舎を守るかのように、赤レンガ造りの門柱と外塀が取り囲みます。

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威厳を示すような4本の門柱、ぐるり巡らされた外塀の高さは2m近くあります。

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イギリス積み工法で張り巡らされています。明治後期のまだ大してレンガ積み技法が地方に普及していなかった時期に、この門と塀を設計した技師とそれを忠実に積み上げた職人の腕捌きに感心してしまいます。

赤レンガ造りの門柱は、名門校・松本深志高校でも見られます。その伝統的な学舎で学ぶ生徒が、登下校で通るのが赤レンガ造りの「登龍門」です。

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昭和26(1951)年に天守閣周辺にあった旧制松本中学校の赤門を移築したそうです。

通常、校門に刻まれるのは校名だと思うのですが、ここは成功へ至るために乗り越えなければならない難しい関門を表す「登龍門」になっています。

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生徒たちに勉学に励むよう督励する意を込めて名付けたのでしょう。

 

 

 

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鬼師が遺した飾り瓦 ~ 仙人も十人十色(長野市、佐久市、須坂市、上田市、東御市、安曇野市)

「仙人」と聞いて思い浮かぶのは、何でしょうか。人里離れた仙境で悠々自適に暮らす年老いた謎の人物? 不老不死のチョー長生きしたという得体のしれない人物?

仙人は道教の理想の人物で、人間界を離れて山中に住み不老不死の法を修め、神変自在の法術を体得した人達を指すのだそうです。

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その道に詳しい人の話によると、古来、仙人と称される人たちは、25人ほどいるそうです。日光東照宮の陽明門や曳山の装飾彫刻などに登場しますが、それぞれにエピソードがありそれに因んだ動物や楽器などを携えることが多いといいます。

実は屋根の上にも、仙人がいます。飾り瓦ですので陽明門や曳山のようにきらびやかな彩色は施されていませんが、その気になって探すと仙人とご対面できます。

まず長野市善光寺参道にある宿坊で見かけた琴高(きんこう)です。

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琴高は鯉乗り仙人ともいわれ、鯉に乗って描かれます。

中国戦国時代、趙の国の人ということで、200年余り諸国放浪をつづけた後、「龍の子を取って来る」と弟子たちに言い残して川の中に入り、約束の日に大きな鯉に乗って現れ感嘆させたといいます。

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こちらは佐久市茂田井で見ました。両腕が欠損していますがこの仙人は琴の名手だったといいますので、琴を手に携えていたのかもしれません。

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須坂市のまゆ蔵館に展示されている琴高仙人です。波の上を鯉に乗る姿で手の込んだ制作になっています。市内にあった繭蔵に上がっていたものを解体する時に取り外して保存展示しているものです。

銘が入っていませんのではっきりとは分かりませんが、須坂市には腕のいい鬼師が三州(愛知県高浜市)から技術指導に来ていますので、それら鬼師のだれかが作ったものと思われます。

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上田市国分寺の庫裡の近くの池の側に置かれているのは、かつて国分寺の小屋根に上がっていたものです。

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傷んだことから葺き替え時に降ろされ、今は余生(?)を池の畔で鯉に乗って過ごしています。

 

上田市武石で見かけた亀仙人あるいは亀乗り仙人こと黄安(こうあん)です。前漢・武帝時代(前156~前87)に登場した仙人だそうです。

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3尺もある亀に乗っており、その亀は3000年に1回しか首を出さなかったと言われています。黄安は5回水中から姿を現したのを人々に目撃されたといわれ、単純計算でも黄安は1万5千年生きたことになります。

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ある日、黄安は皇帝・武帝に呼ばれ、仙人の話をしましたが、武帝が亡くなった後は人知れず何処かへ消えたということです。

上の黄安は、東御市の寺院にいました。

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こちらは、善光寺宿坊の小屋根に琴高仙人と対で上がっていた亀仙人です。

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まゆ蔵館の琴高と並んで陳列されていた黄安です。亀の表情は厳しく、爪先や鱗まで丁寧に造り込んでいます。

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波まで意匠していてデザイン性でも優れているといえます。

これまでは同定できた仙人ですが、どうもよく分からないのが下の3体です。

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風貌は仙人風ですが、それでは誰かと言うことになると挿話と照らし合わせてもよく分かりません。

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いずれもしっかりとした技量をもった鬼師が制作しています。

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あなたならこの仙人、だれだと思われますか?

 

 

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メディカルハーブ-43  ユーカリ

ユーカリには500種を超える品種があるといわれます。ユーカリといえばオーストラリアが思い浮かびますが、オーストラリアにもともと生えていたのは、大半がユーカリの仲間だったといわれます。

その中で、最も一般的に目にすることが多いのは、タスマニアン・ブルー・ガムといわれるユーカリプタス・グロブルスです。

オーストラリアの先住民族のアポリジニは、葉を消毒や解毒に用い、葉や小枝から採取した精油を様々な用途に使用しています。

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ユーカリの有効成分は、殺菌作用や抗ウイルス作用が強く喉の炎症や痛みを和らげることから喉飴の原材料に使用されています。熱湯に精油を垂らして湯気を吸い込むだけで喉の痛みが緩和され、鼻がすっきりし、呼吸が楽になります。

メディカルハーブとして飲用した場合も同じような効果が期待できます。風邪やインフルエンザによる喉の痛みや鼻づまりを緩和します。

目の充血、鼻水などの花粉症の不快な症状を抑えるのにも効果があります。また、血液の循環をよくする働きもありますので、冷え性や肩こりに悩んでいる人にもお薦めのハーブです。低血圧の改善にも役立ちます。

◆ 和名  ユウカリジュ

◆ 学名  Eucalyptus globulus

◆ 主要成分 ユカリプトール、揮発油、タンニン、アルデヒド、苦味樹脂成分

◆ 作用   消炎作用、殺菌作用、抗けいれん作用、消化促進作用、解熱作用、去痰作用、駆虫作用、血糖低下作用

 

 

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