安曇野に架かる橋(17)~オリンピック道路上の安曇野大橋

有明山麓を源流とする穂高川が、犀川と合流する少し手前に「安曇野大橋」が架かっています。

 

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20世紀最後のオリンピックとして平成10(1998)年に冬季長野オリンピックが開催されました。

これに先立ち、長野道豊科ICとジャンプ競技などの会場となった白馬を結ぶオリンピック道路が造られました。

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この道路上に穂高川をまたぐ形で「安曇野大橋」が架けられました。ですから、新道にできた最も新しい橋になります。

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中央部が高く、半円形に架けたそり橋を太鼓橋といいますが、この橋もそれで全長236mあります。

オリンピック道路は現在、「北アルプスパノラマロード」の愛称で呼ばれていますが、別名「安曇野わさび街道」ともいいます。

この沿道は安曇野の平地部で、湧水地になっています。この湧水を利用しワサビ栽培が盛んで、栽培地のすぐ近くを通ることから命名されました。

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しかし、道路標識や観光地図では「パノラマロード」が多く使われています。この橋の上から一望できるパノラマは近年、人気のようです。

交通量も多いので、わき見運転はできません。観光スポットの早春賦歌碑公園や、大王ワサビ農場なども近くになります。

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