気温が上昇したこともあり、昨13日に安曇野でもサクラが開花しました。咲き始めたのは、毎年他のサクラよりひと足早く咲きだす豊科の田淵行男記念館前のエドヒガンザクラで、地元で「百楽桜」と呼んでいるサクラです。
昨年と比べ1週間ほど遅れた開花です。晴れ渡って広がる青空のもと、彩り鮮やかなピンク色が際だっています。
ラジオでは被災した仙台、福島でも桜が開花したと伝えていました。
おそらくは毎年人々を楽しませていた東北の桜の木の多くも、津波が呑み込んだのではないでしょうか。
この百楽桜のすぐ近くで、先だって咲きだしたことをお知らせしたリュウキンカが最盛期を迎えていました。
安曇野のサクラは、百楽桜の開花を皮切りにこれから市内各所のシダレザクラ、 ソメイヨシノ、ヤマザクラなとが次々と咲きだします。
安曇野を南北に流れる犀川の川べりに群生しているヤナギも芽吹いて、青くなって来ました。晴れ渡った先には、常念岳をはじめとする北アルプス連峰の美しい姿を望むことができます。