ストレスや不安から気持ちを和らげてみましょう

東北地方を中心に大地震、大津波が押し寄せ大災害に遭遇しましたが、関東地方はじめ広い地域でも大きく異常な揺れが起こりました。その後も被災地をはじめ、東日本全体で強震度の揺れや余震が続いています。

18日正午現在、震度5弱以上の地震は本震を含め15回、18日から3日以内にM7.0(最大震度5強)以上の地震が起こる確率は30%になっています。

また、福島原発の大事故と放射性物質の汚染に対する底知れない不安、電力不足による計画停電からくる混乱等々、かってない生存と生活に対する不安に見舞われています。

このような生活を余儀なくされている中で、眠れない、精神的な疲れがたまっている、不安な気持ちでいっぱい―という声が日常会話にもでてきます。正しい情報を取る一方で、緊急時に受けた精神的なダメージや疲れ、ストレスを和らげていかなければなりません。

揺れが続いて、怖くて風呂やシャワーに入れないという日もあるかと思います。もしお近くにプラスチックのバケツのようなものがあれば、40℃く
らいの湯を張りヒジまで入れて見て下さい。あるいは、足を入れて見て下さい。10~15分ほど入れていますと、血液の流れが良くなり肩のこりや緊張がほぐれてきま
す。身体も温まってきます。手浴、足浴(フットバス)法です。もし、塩や精油が近くにあれば、少し加えるだけでさらに効果が上がります。

ストレスが強いときは、好きな香りの精油を部屋に漂わせると交感神経の緊張がほぐれリフレッシュできますし、ひと息つけると思います。寝室にもたいて下さい。真正ラベンダーや柑橘系の精油があればより効果的です。

コーヒーや日本茶などのカフェイン飲料を摂り過ぎますと、寝つきも悪くなります。できるだけカフェインフリーの番茶、麦茶、ハーブティーのようなものがよろしいかと思います。

テレビやインターネットなどを通して、さまざまな情報が流れています。こうした情報を取るのに浸かってしまいますと、精神的な疲れも蓄積してきます。いったん情報から目を離し、音楽を聴いたり、歌をうたったり、時にはお笑い番組などを見ることも必要です。テレビ画面で悲しい場面を目にした時は、思いっきり泣いてみると気持ちが楽になります。

ストレスや疲れ、精神的なダメージなどで息苦しく感じるときは、ラジオ体操の最後に行う深呼吸法をやりますと、とても楽になります。両手をゆっくり上に上げ鼻から息を吸い、3倍くらいのゆったりした速度で口から息を吐き出します。「リラ~アックス」などと声を上げてやると、気持ちもほぐれます。5~6回と繰り返してみて下さい。新しい酸素が体内に取り込まれ、気持ちが和らぐと思います。

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