安曇野のサクラ-3 花冷えのなか優美な姿を見せています

サクラは満開なのですが、昨日、今日と花冷えの連続です。そんな中でも安曇野のサクラは、元気にわが世の春とばかりに咲き誇っています。

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安曇野市明科の萩原霊園の山頂にあるエドヒガンザクラです。これはまだ若木で、全国には1000~2000年の古木もあり、寿命の長いサクラの種になるそうです。

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堀金多田井は標高が高いので開花は少し遅れているのですが、シダレザクラの名木が数多い地区です。

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同じ多田井地区の、上とは別のシダレザクラの大木です。枝垂れた枝は長いもので、ゆうに3㍍はあります。強めの風が吹くと左右に揺れて踊っているかのようです。

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安曇野市豊科を流れる拾ケ堰(農業用用水路)です。ソメイヨシノの並木があります。ここから冠雪している常念岳が正面に見え、お花見の散策路として人気があります。

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三郷小倉地区を流れる黒沢川の両岸に長く続くソメイヨシノの並木。ここも標高が高く、開花は遅く三分咲きといったところでしょうか。“知る人ぞ知る”の隠れたスポットになっているようです。

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最後に堀金岩原のシダレザクラです。周りに陽の光を遮るものがなく元気に育ち、枝ぶりも良いことから将来を嘱望されている若木です。根の生長を助けるために柵もめぐらされ、大事に育てられています。最近はこの木を見に遠くから訪れる人たちも増えてきています。

安曇野には、まだまだ多くのサクラの古木、名木、並木も数多くあります。しかし、「三日見ぬ間のサクラかな」ともいいます。うわさを聞いて観桜に行くとすでに散ってしまっている状態を指します。

今回の「安曇野のサクラ」は、ひとまずこれくらいにして、また来春ご紹介したいと思います。それまで今年のサクラをゆっくり愛でたいと思います。

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