安曇野に架かる橋(15)~ワサビ田の上に架かる橋

北アルプスを源流として東に流れ出す川は、梓川、黒沢川、烏川、川窪川、富士尾沢川、中房川、乳川、高瀬川などがあり、これらの河川水の多くは途中で伏流し平野部になったところで湧出します。

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湧水は飲料用の生活用水、工業用水のほかワサビ栽培にも利用されてきました。ワサビは清流があって、初めて栽培できます。安曇野のワサビ年間生産量は750トン、生産額にして4憶円といわれます。

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このうち日本最大の生産規模を誇るのが大王わさび農場で、15haの広大な農場で年間150トンを生産しています。1日あたり12万トンの湧水が、この農場内に流れ込み収穫を手助けしています。農場内は見学できますので、多くの観光客が訪れ年間120万人にも及ぶといいます。

場内は水が流れていますので、橋が架かっています。一つは「幸いの橋」の名があり、途中に東屋風の屋根のついた橋で、もう一つは親水広場へ向かう橋ですが名前がありません。

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ワサビ栽培の様子は、穂高川沿いにある早春賦公園のすぐ近くにも見学できるところがあります。

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規模は大きくはありませんが、間近に見ることができるのが人気です。やはり名のない木橋が架かっていて、その上から見ることができる趣向です。

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