あなたの心に、良司の声は届いていますか-をサブタイトルにした『蒼い空 友の呼ぶ声』の演劇が9月25日(火)に安曇野市穂高の多目的交流ホール「みらい」で上演されます。
良司とは、安曇野市出身の学徒兵で特攻隊員として戦死した上原良司のことで、当ブログでも過去に取り上げて来ています。(こちらとこちらです)
物語の設定は、ボランティア活動に参加する康子が、阪神大震災から十年経った2005年の初夏に神戸に向かう列車の中で同席となった太田と名乗る老人と出会ったことから始まります。
古い国語辞書を大切そうに抱え、かつて学徒兵として特攻隊を志願した過去をもつ太田には、人生最後の「自分探しの旅」だったのです。
NPO現代座の公演で、当日は昼と夜の2回上演されます。昼の部は2時開演、夜は7時の開演になっています。
一般前売り券は、2500円(当日券2800円)、中高生1500(同1800円)で、前売り券はビフ穂高、市民タイムスインフォーメーションセンターなどで取り扱っています。問い合わせ先は、☎090-7246-2004(今村さん)、090-3383-6105(吉野さん)です。
なお、長野市でも9月28日(金)に昼夜2回上演されます。会場は長野市立東部文化ホールです。