安曇野は間断なく雪が降り続きました

21日は、暦の上では1年で最も寒いとされる「大寒」でした。

前日の予報が「今夜から明日にかけ、大雪になるおそれ」と、盛んに伝えていました。

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当たることもあれば肩すかしを食らうことが、ひと冬に何度かあることなので半信半疑で翌朝を迎えます。この日に限って言えば、ずばり予報は的中しました。

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朝起きると、積雪は15㎝ほど。降雪は続き、昼過ぎに一時弱まったものの20㎝を超えました。今冬一番の積雪です。

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雪はこの時期としては珍しく湿った重い雪で、日中の気温も3℃を超えたことから、かなり融けました。

大王わさび農場の一角に故・黒沢明監督がメガホンを取った映画「夢」のロケ現場があり、使用された水車小屋が残っています。

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冷え込みが厳しい時は水車全体が凍りつきますが、この日は回転軸の一部だけが凍りついていました。

しかし、その後も溶けた上に間断なく雪は降り続き、二日連続の冬日となりました。昨日21日になってようやく雪は止み、前日より気温も上がったため、かなりの積雪も消えたのですが…、今日はまた、早朝からの降雪です。

安曇野の冬の風物詩として、コハクチョウの飛来が上げられます。御宝田遊水池など市内3カ所で越冬します。

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初飛来以来、今年で28シーズン目。昨年は久しぶりに1千羽を超えるコハクチョウが訪れました。この冬は、18日現在、932羽が確認されています。

この後もシベリアからの飛来はまだ続き、今月下旬頃にピークを迎えます。

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同じ冬鳥としてやってくるいろいろな種類のカモたちと共存しながら、この冬を過ごします。

御宝田遊水池は広大な氾濫原になっていて、いろいろな野鳥たちが営巣したり、羽を休めたりします。

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四季折々にバードウォッチングが楽しめますが、留鳥のトビが集団で群れを作って止まっているのを見ました。

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視力がすぐれ、上空高くから餌探しをし見つけだすと急降下して獲物を捕えたりしますが、一面雪に覆われるとこれもできないことから、こうして木に群れて雪が消えるのを待っているのでしょうか。

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