【 エキナセア 】
エキナセアは北米が原産地で、先住民族は虫に刺されたとき、ヘビに噛まれたときなどに用いたという伝承があります。
第二次世界大戦後、ドイツを中心に科学的な研究が進み、エキナセアは、抗ウイルス性、抗菌性が高く、免疫機能の強化に大きな効果のあることが実証されました。
「免疫力向上のハーブ」「天然の抗生物質」とよばれる由縁です。
感染症の特効薬であり、体の抵抗力を高めますので、さまざまな病気の予防や治療にも効果的です。
ガンやHIVの治療薬としても注目を浴び、研究が進められています。
◆ 学名 Echinacea angustifolia Echinacea purpurea
◆ 主要成分 カフェ酸誘導体(エキナコシド、シナリンなど)、多糖類、アルキルアミド(イソブチルアミドなど)、精油、ピロリジジンアルカロイド
◆ 作用 免疫賦活、細菌やウイルスによる炎症の鎮静、創傷治癒
◆ 効用 風邪、インフルエンザ、気管支炎、歯肉炎、口唇ヘルペス、尿道炎、膀胱炎、 耳の感染症など