安曇野でもカタクリ、ミズバショウが見られます。そして今、それぞれが満開の時期をむかえています。
ミズバショウが見られるのは、安曇野市堀金の山間部にある須砂渡オートキャンプ場内にある湿地です。
そう広くはない湿地ですが、これまではザゼンソウが咲いていました。ザゼンソウが終わって少しして、いまミズバショウが見ごろを迎えています。
穂高牧地区にある烏川渓谷緑地のカタクリも見ごろです。
この一帯は、カタクリの群生地として知られていますが、烏川の冷たい流れに沿うような形であちこちに赤紫色の大輪の花を開いています。
葉は淡緑色で、表面には紫色の斑紋があります。しかし、場所によっては斑紋がまったくないものもあるということです。
さらにカラマツが新芽を吹き始め、新緑の美しさを堪能させてくれます。
昨秋、黄金色の紅葉を楽しませてくれましたが、冬に向かってすべての葉を落とし、いま迎えた春に新緑の若葉をやさしく見せ始めました。