安曇野の冬鳥~オナガカモ

今日ご紹介する安曇野に飛来する冬鳥は、オナガカモ(尾長鴨)です。

冬鳥として全国各地に渡来します。もちろん安曇野にも。右がメスで、いい寄るような仕草をしているのがオスです。

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大型のカモで、オスの尾が長いことからこの名があります。オスは体長が60~75㌢㍍で、頭が黒褐色、首から胸、腹まで白で、首の側面から後頭部に白の帯が切れ込んでいます。

尾羽が長くスマートに見え、黒に横縞の入った粋なタキシードを着ているようにも見えませんか。

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メスは頭が褐色、その他の部分は黒褐色に縁取りのある羽毛におおわれ、全体に派手さのないシックな色合いをしています。オスほどではありませんが、やや長めの尾羽があります。

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餌をとる時は、こうして「頭隠して尻隠さず」の逆立ちポーズで水草などを探します。

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でも、昼間のほとんどは、このように毛づくろいや“お昼寝”をして過ごし、夜になって採餌をする習性をもつ鳥だそうです。この鳥には、「鳥目」は関係ないのですね。

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