素朴で生活感ただようお雛さま

もうじき雛祭りですね。お雛さまを飾ってあるご家庭も多いかと思います。

松本市里山辺にある松本民芸館で全国の郷土玩具を展示した企画展が開かれています。このなかに郷愁を誘うお雛さまがたくさんありました。

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入り口を入ってすぐのところに、素朴な味わいのあるお雛さまがあります。何を使って作ってあると思いますか? どんぐりと柿の葉をつまようじで止めているんですね。

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こちらは、小さな土人形です。写真でも分かるように、展示品にはくわしい説明がついていません。それは、この民芸館を創館した故・丸山太郎さんが「いつ、どこで、何に使ったかということより、『ああ、美しい』と(感じた)その一語でよい」という考えに基づいています。

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ということで、余計な説明を省きます。(ただ民芸館では、希望すると館長さんや学芸員の方が詳しく説明してくれます。) 上は、粉河の流し雛です。

次は、鶴岡の立雛です。

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そして、土雛三段飾り。

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この企画展は、「ともすれば単調になりがちな冬の日常を郷土玩具の素朴で心癒される美を堪能してもらえれば」と、21日(日)まで開かれています。

全国の郷土玩具にあわせ、信州の松本押絵雛や中野土人形も多数展示されています。

松本民芸館の案内はこちらです。http://www.city.matsumoto.nagano.jp/tiiki/sisetu/hakubutukan/marugotohaku/mingeikan/info/index.html

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