初日の出は叶わなかったものの「一富士」を見ることができました

おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

みなさんは新しい年をどのように迎えられましたか。わたしは、標高2,000mを超える山頂でご来光を見ようと山に登りました。といっても、冬山登山ではありません。

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松本市内までマイクロバスが送迎してくれますので、それを利用して王ケ頭という美ヶ原高原にある山頂ホテルでの大晦日から元旦にかけての一泊旅行です。

市内から見た目指す王ケ頭です。

バスは山麓の雪道に来ると、チェーンを巻いての登坂です。途中、ニホンカモシカの姿を見ました。

車が走る険しい山道、滑りやすいヘアピンカーブに塩化カルシウムの融雪剤を撒きますが、その塩分を舐めに姿を現すのだそうです。

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急いでカメラをバッグから取り出し、かろうじて車窓から撮れた一枚が、上の画像です。中央から少し左に、カモシカの姿があります。

新雪の上にカモシカが歩いた足跡が、無数に残っています。

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七、八合目まで上ると、霧氷が見られました。

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この日は、それまでの荒れた空模様とは打って変わって青空に恵まれ、大自然の織りなす白銀の美です。

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霧氷は、気温が氷点下になったとき、霧や雲が木の枝などに付いてできる氷の結晶です。

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カラマツ、ダケカンバ、レンゲツツジなどにできる白色の着氷現象を楽しみながら王ケ頭山頂にあるホテルまで、75分あまり。。

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晴れているものの猛烈な強風が出迎えてくれました。

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門柱の石座にも雪が張りつき、霧氷を作っています。

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そして、部屋から見たツララにも。

霧氷は風上側に成長しやすいといわれ、樹木だけでなく、こうして地物にも見られます。

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山の稜線もくっきりコントラスを描いて目の前に浮かんでいます。

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そうこうしているうちに、日の入りを迎えました。

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北アルプスに静かに沈む2012年最後の夕陽です。

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健康に過ごせたことに感謝しながら、沈みゆく太陽を見守りました。

食事をいただいた後、のんびりと湯につかって1年間の疲れを取りながら、 明朝の日の出を見られることを願ったのですが……。

 

残念ながら、元旦は部厚い雲に覆われ東の空はもちろん、四方なにも見えない荒れ模様の天候。新しい年の初めての日の出、朝焼けに染まる富士山や北アルプスの連山、できれば雲海に浮かぶ銀嶺の峰々に顔を出す初日を期待していたのですが、願いは叶いませんでした。

心づくしのおせち料理をいただいた後、ホテル側がいろいろなイベントを用意してくれていました。

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その中からチョイスしたのが、雪上車体験です。あの南極で活躍した雪上車です。

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10人乗りの雪上車に乗って近くの「美しの塔」まで出発。

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圧雪状態になっている道をキャタピラー車が走ると、右に左に、上に下に大きく揺れる車内、バウンドするたびに歓声が湧きあがります。

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乗り心地の悪さも、貴重な体験と言えるのでしょう。

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美ヶ原高原は、冬を除くシーズン、放牧牛が草をはむ風景が見られるのだそうですが、時速30kmの雪上車に乗って牧場の真ん中にある「美しの塔」に到着です。

天気さえ良ければ王ケ頭山頂から360度広がる大パノラマに、「日本百名山」のうち41名山が望める絶景の地だそうです。

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この時の気温が-8.8℃。顔が痛くなるほどの寒さです。吹雪く中を元気に踏破するスノーシュー体験隊と出合いました。

ホテルに戻って窓を見ると、霜華がみごとに自然のデザインを描いています。

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まもなく来訪者参加の餅つき大会。大笑いしながら一臼を搗き上げました。辛味餅のなんとおいしかったこと。

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昼近くになってようやく南側の雲が晴れ、くっきり浮かび上がったのが、富士山の姿です。

「一富士、二鷹、三茄子」は、縁起ものを言うときの格言。期待していた山頂からの初日の出こそ見られなかったものの一富士を眼前見ることができたことは、ラッキーでした。

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満足気分で、山を降りました。

 

 

 

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