NHKの連続テレビ小説「おひさま」にたびたび登場してきた萱ぶき家と水車小屋、双体道祖神の風景、すっかりお馴染みになりましたね。
物語も後半に入っていますが放映が始まってから連日、このロケ地を訪れる人たちが増え、休日だけではなく平日もにぎわっているようです。
このロケ地周辺の畑に、いま夏ソバの花が開き訪れる人たちを喜ばせています。
このソバ畑、収録と観光の両面から急ぎ作られたもので、ボランティアの人々も参加して5月下旬に種蒔きされたということです。
収録といえば、先週7、8の両日、満開となったソバ畑で長女をともなった陽子、和成、道夫、徳子の丸山家の面々がドラマの安曇野ロケに臨みました。
昭和25年の設定で、陽子の実家へ向かう途中、ここで談笑しながら夢を語り合う場面の収録が行われたということです。この場面の放映は、8月25日の予定になっています。
収録を終えて、陽子役の井上真央さんは「ここは緑がきれいで風も気持ち良く、ソバの花が咲いていてとてもうれしい」と、感想を述べていました。
そういえば、このドラマのオープニングは「安曇野は今、白いソバの花が一面咲いていて、それはそれは美しい景色です」というラジオから流れてきた声から始まりました。
いま咲いているのは夏ソバの花ですが、どちらかといえば安曇野では味と香りで人気のある秋ソバのほうが多く植えられます。
ですから、9月の上・中旬にかけて「それはそれは美しい景色」が見られます。今回見られなくても、まだまだソバの花を愛でるチャンスはありますよ。
聞くところによると、このロケ地でも秋ソバの種を播いて訪れる人の目を再び喜ばせる計画になっているそうです。
* ソバ関連の過去記事が、こちらにあります。ご覧ください。