安曇野市穂高で、伝統行事「御柱立て」が催されました

安曇野市穂高・塚原で9日、小正月の伝統行事「御柱立て」が行われました。地区の無病息災と五穀豊穣を祈って、、御柱の周りにいろいろなものを飾り付けます。

寒風が吹き抜ける中、この正月明けの行事に地区の人々、30人余りが参加しました。

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7㍍ほどの柱に横組みに骨を組み、手作りした色とりどりの小豆やもみ米を詰めたお手玉や御弊紙を取りつけます。柱に福俵、お多福面、そしてきらびやかな扇を飾り付けます。

飾りつけが終わると、「セエノォー」の掛け声のもと息を合わせ、少しずつ柱を立ち上げていきます。御柱は、決って地区の守り神である道祖神の側に立てられます。

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骨を組んでから1時間余りして、御柱が立ち上がりました。

御柱は一週間後に倒され、飾り付けられた福俵は、前の年、婚礼・出産・新築などの慶事のあった家庭に奉納され、お手玉は子どもたちに配られ、それを家の軒先に吊るし健康を祈念するという習わしが続いています。

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安曇野市内でも、この御柱立てが見られるのは数カ所に限られ豊科成相と、この塚原地区だけということです。

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