エリュセロの名前でも呼ばれるシベリアンジンセングですが、いま注目を浴びているハーブの一つといえます。根に含まれているエクセロサイドという成分が、心身両面のストレスを和らげるとともにストレスへの耐性を強くするからです。
旧ソビエト(ロシア)では、オリンピックや世界大会に出場するアスリートや宇宙飛行士のストレスを和らげるために飲用させていたという話が残ります。
シベリアンジンセングは、中国、シベリアを原産地とする落葉低木ですが、少なくとも29種の天然化学化合物を含有することが分かっています。
すぐれた強壮効果や脳を活性化させ集中力や記憶力を向上させるのに有効なことが分かっています。
ロシアでは、チェルノブィリ原発事故の後、放射線病の治療に用いられてもいます。
このシベリアンジンセングだけのお茶にした場合、無味無臭ですので他のハーブとブレンドして飲用します。
◆ 和名 シベリアニンジン
◆ 学名 Eleutherococus senticosus
◆ 主要成分 エクセロサイド
◆ 作用 ストレス緩和作用、ストレス耐性作用、強壮作用、鎮静作用、抗炎症作用、脳の代謝活性作用