南アフリカの最南端、喜望峰の辺りが特産のハーブで、赤さびのような色をした針のような葉が特徴です。
メディカルハーブとしては、この葉部を使用します。SOD(活性酸素除去酵素)を多量に含むからです。
100年ほど前に強心作用が発見され、今日では心臓疾患の治療によく用いられます。複雑な化学物質を含有し、それらが組み合わさって心臓機能を改善することが分かっているようです。
冠状動脈の循環を改善し狭心症を防ぎ、血圧を正常化します。ジゴキシン(ジギタリス配糖体)などとは違い、心リズム障害のリスクを高めることはありません。効果発現までに4~12週間を要することがあります。
◆ 和名 ルイボスの和名はありません。南アフリカ共和国のケープタウンの北側一帯にのみに自生し、通用名ルイボスは現地語で「赤い灌木」の意味です。
◆ 学名 Aspalathus linearis
◆ 主要成分 フラボノイド(ケルセチン)、ミネラル(カルシウムほか)
◆ 作用 SOD(活性酸素除去酵素)による抗アレルギー作用、抗酸化作用、代謝促進作用