春の足音を運んできた名残り雪

先日、安曇野は行きつ戻りつの春まだら模様とお伝えしましたが、5日もハーブスクエア周辺は15cmほど雪が積もりました。

この日は、冬ごもりしていた地中の虫が春を感じて穴から出てくるという啓蟄(けいちつ)だったのですが…。写真は同じ日の午後の風景です。終日霧がたちこめ、陽ざしが射しこまない一日でした。

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この時期に降る雪は、湿り気をたっぷりと含んだ重い雪になります。雪の重さで倒木したり太い枝が折れたりして、架線を切断し停電になったりすることもあります。

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ハーブスクエアの駐車場と店舗の間にブッドレアの大木がありますが、やはり雪の重さで太い幹が折れてしまいました。

その枝を取り除いていたら、なんと新芽が顔を出しているではありませんか。

写真は気温も上がり雪もどんどん消えた翌6日の模様ですが、幹の下部分には勢いのあるたくさんの新芽が確認できます。

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寒い、寒いと思っていたら、木々たちはしっかりと春の準備をしていたのです。手前にあるのがブッドレアです。

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前庭の消えかかった雪の間から、クリスマスローズの若芽も顔をのぞかせています。

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春の足音を運んできた名残りの雪と言えそうです。

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