3月は別れの月ですが、安曇野でもいまコハクチョウが旅立ちの時を迎えています。
今シーズン、コハクチョウの安曇野への飛来を確認したのが昨年10月10日でした。そして、最初の北帰行が始まったのが先月22日、4カ月ほどの期間、安曇野で過ごしたことになります。
家族なのでしょうか? 数羽の編隊を組んで飛翔する姿が見られます。
行く先は安曇野から遠く4000キロ離れたシベリアの地。途中、羽休めしながら故郷へ帰って行きます。
中には安曇野で婚活に成功したのでしょうか、カップルで飛んでいくのも見られます。
今シーズンは1月の日本海側の豪雪が連日報じられていたころ、食餌を求めて安曇野への飛来が急速に増えました。
安曇野に初めて白鳥がへ訪れてから28シーズン目となった今年は、1,338羽の飛来が確認されました。昨シーズンに次いで過去3番目に多い飛来数となりました。
北帰行はこれからピークを迎え、旅立つ姿は4月いっぱい続きます。