ハーブといえばラベンダーが思いつくほど誰でもが知っていて人気が高いハーブの一つです。「香りの庭の女王」の異名を持つすばらしい香りと花色が、人々を惹きつけるのでしょう。
ラベンダーの名前は、「洗う」というラテン語に由来します。古代ローマでは、公共浴場の入浴剤として使っていたほか、洗濯や衣類の芳香付けとしても使用されていたといいます。
強い鎮静作用がありますので、イライラするときや不安感があるときに飲むと気持ちが鎮まり、リラックスできて不眠にも有効です。
頭痛や生理痛、ストレス性の高血圧、あるいは口臭や腹痛を緩和して、お腹にガスが溜まっているときにも効果があります。
◆ 和名 真正ラベンダー
◆ 学名 Lavendula angustifolia (L.officinalis)
◆ 主要成分 ボルネオール、ゲラニオール、ラバンドゥロール、リナロール、酢酸ゲラニル、酢酸ラバンドゥリル、酢酸リナリル、シネオールなど
◆ 作用 強心作用、強脾作用、駆風効果、殺菌作用、鎮頸作用、鎮痛作用、鎮静作用、消炎作用、血圧降下作用、抗うつ作用、胆汁分泌促進作用、抗ウイルス作用、強心作用、抗けいれん作用、細胞成長促進、殺真菌作用、通経作用、発汗促進作用、瘢痕形成作用、鼻粘液排出作用、デオドラント作用