メディカルハーブ-21    フィバーフュー

高さ30~80㌢㍍で、細いキク状の茎葉をもちます。根元から何本も花茎を立ち上げ、上部でよく枝分かれしカモミールに似た小花を枝先につけます。

名前の由来にはいくつかの説がありますが、fever(熱)を few(少ない)状態にするもの、という説が有力のようです。名前が示すように解熱効果が高く、古代から薬用に用いられてきました。 

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解熱効果もそうですが、フィバーフューは頭痛や耳鳴りに高い効果が知られ、医学界でも認められていています。

例えば、フィバーフューのチンキを作っておき、脳血管の収縮を伴うような片頭痛が始まったとき、30分おきに5~10滴ずつ服用します。

慢性関節リウマチの急性期には、1日3回、最高2㍉㍑まで、他のハーブを加えて用います。

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◆ 和名     ナツシロギク

◆ 学名     Tanacetum parthenium  

◆ 主要成分  セスキテルペン、ラクトン、揮発成分、ピレスリン、タンニン

◆ 作用     抗炎作用、血管緩和作用、消化促進作用、弛緩作用、月経促進、駆風作用

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