北アルプスの連峰は雪化粧をし始めました。安曇野の初冬の風景です。
いま時分の最低気温は、平年で0度前後。晴れて地表の熱が大気中に奪われる(放射冷却現象)と、標高の高いところは雨から雪に変わります。
22日未明に気温がこの秋(冬?)一番下がり、北アルプスの峰々もうっすらと白いものが見え出しました。安曇野を代表する常念岳も雪化粧を始めました。
有明山も安曇野の象徴的な山岳の一つ。今年9月まで放映された朝の連続テレビドラマ「おひさま」で、すっかりおなじみになった秀峰ですが、他の峰々と違って冬でも真っ白く雪に被われることはありません。
しかし、ここのところの冷え込みで白くなった山容が遠目からも望めます。
北側の遠くに望む後立山連峰は、すでに真っ白に被われています。
シベリアからのコハクチョウやカモ類の飛来も始まっています。
木枯らしが吹く日などは寒さから身を守るためか、長旅の疲れを癒すためか“昼寝”する姿が見られます。
18日までのコハクチョウの飛来数は、74羽となっています。