暑くなると赤紫色の花を穂状につけるパープル ルースストライフが、今年は例年にもましていち早く咲きだしました。やはり、この暑熱のなせる由縁でしょうか。
葉は発酵させると、まろやかな味のアルコール飲料になります。また、収斂作用がありますので、肌をひきしめ、しわを防いだりします。
通常、二年草とされるバイパースビューグロスが花開いています。こうして2年目に穂状花をつけますが、蕾のころはピンクや赤紫色で開花にともない花色が青色に変化します。
花は砂糖漬けやサラダに利用します。長くて目の粗い葉は利尿、強壮作用が強いほか、解熱、鎮咳、炎症による痛み、頭痛などに用います。
花や葉に触れると、ミントの香りがするマウンテンミントです。ミントの名がつきますが、サルビアの仲間です。
種から播いても、純種は増えませんので香りのよいものの枝を挿し木して殖やします。
葉は乾燥させて、強壮、消化不良、疝痛、月経不順などに用います。
プレイジングスター、別名リアトリスも咲きだしています。地下に褐色の塊根ができ、花茎をたくさんだします。丈夫で育てやすく、耐寒性もあります。
塊根に利尿、強壮効果があります。
花色は通常、赤色ですが、このように青紫や白の変種もあります。
ロシアンセージの開花も例年より、かなり早く花をつけています。いつもは、晩夏から初秋にかけてなのですが…。
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