ビールの苦みと香りに利用されるホップです。太い根茎が四方に伸びて蔓を伸ばし、長さは6~10㍍にも及びます。この時期、毬花(まりはな)と呼ぶ黄緑色で球状の花を無数につけます。
雌雄異株ですので、雌株を植えなければ花はつきません。葉は初め卵形ですが、大きくなるとともに大きく切れ込みが入ります。葉の数も多く大きいので、日陰を作るにはもってこいのハーブです。
メディカルハーブとしては、鎮静、消化促進などに用います
バーベナ・ハスタータが白花を咲かせています。華やかさこそなくひっそり、やや遠慮がちな花姿ですが、白いこともあって清楚感を主張しているようです。
イエローヤロウが、黄色い頂上花をつけています。ヤロウの変種になり、花茎は1㍍ほどになります。
レディスベッドストロウも黄色の小花を、密集させて開いています。この花から黄色の染料が採れます。
また、地上部は凝固作用がありますので、外用として止血剤に用い、チーズづくりなどにも利用します。スイートウッドラフと同じ仲間になります。
以前、ご紹介したエキナセアですが、前のは一重咲きの種(エキナセア・フルプレア)でしたが、ここに来て八重咲き種(エキナセア・ダブルデッカー)が咲きだしました。
エキナセア自体が存在感のある花なのですが、八重咲きはまた重量感をかもし、どっしりとした雰囲気があります。
秋に真紅の紅葉を楽しませてくれるスズランノキが、たくさんの白花を咲かせ始めています。
和名で、なぜスズランノキというかというと、ご覧のようにスズランに似た白いベル型の小花を穂状に無数につけることから、その名があります。
この花穂は、冬枯れしても翌春遅くまで落ちません。