安曇野市穂高を縦断している国道157号から大王わさび農場へ向かう道の中ほどの左手にお寺の仁王門があり、その前に朱塗りの大きな下駄があります。この下駄を履くと願い事が叶うといい、「仁王様の下駄」と呼んでいます。曹洞宗のお寺で、吉祥山東光寺といいます。
この仁王門の左手奥に「洗心水」と呼ぶ名水があります。小さなブロンズの龍の口から止むことなく、冷たい水が流れています。
環境省選定の名水百選「安曇野わさび田湧水群」の一つで、やわらかい味わいのある水として評判です。
なぜか近くに椎茸のほた木が立てかけてあり、摘んだあとも見えます。この洗心水で湿らせると大きく育つのでしょうか。
この東光寺のすぐ前に、長い長屋門が続く屋敷構えの等々力家住宅(安曇野市有形文化財)があります。
代々庄屋を務めていた家柄で、江戸時代は松本藩主の本陣で、殿様がカモ猟などに来たときの休憩所として使われていた場所ということです。
母屋には殿様座敷があり、庭園のビャクシンは天然記念物に指定されています。
等々力家について詳しく知りたい方はこちらです。
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