安曇野の秋祭り「御船まつり」は、今月26(水)、27(木)の両日、開催されますが、これに先立ち「子供まつり」が8(土)、9(日)の両日に開かれます。
この祭りには、子供船が3艘出ます。9日午後、御船に乗った子どもたちが打ち鳴らす笛や太鼓のお囃子にのせてそれぞれの町内を練り、午後3時ころに穂高神社に曳きいれます。
御船は、安曇野の地がその昔、北九州一帯の海洋に勢力をもっていた安曇族が移り住んだという故事に因んで祖先を偲ぶため造られる山車です。
画像は一昨年の子供船の飾りですが、歴史物語に因んだ場面を人形制作し船の舞台に飾ります。歴史物語の人形は毎年変わりますので、ことしはどんな人形が登場するのかも楽しみの一つです。
子供船の船体前後には、かつて使った着物を飾りつけ豪華で華やかになります。
船は高さ4㍍、長さ5㍍、重さは2㌧もあるそうです。
子どもたちが手綱を引き、大人が後押しして船を動かします。