シジュウカラは元気に巣立ちました

上野動物園のパンダ・シンシンの赤ちゃんが亡くなったと報じられましたが、とても残念です。

先だって当ブログで、シジュウカラがハーブスクエアのオープンテラスにある巣箱でヒナをかえしたとお伝えしました。

孵化して17、18日(推定)経っていましたので、そろそろ巣立ちの時が近いかと思っていました。

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ハーブスクエアは10、11日と連休で、休み明けの12日出勤して巣箱をそう~っとのぞいて見ると、中に先だってのヒナ鳥たちの姿が見えません。

屋根をトントンと叩いて見ても反応がありません。やはり、巣立ってしまったのかと思い、留め具を外してみると…。

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やはり、巣立った後でした。巣箱の中が荒らされたりしていませんし、周辺に異常も見当たりませんので、間違いないと思います。

ヒナ鳥の間にヘビなどの外敵に捕食されることもあると聞いていましたので、まずは一安心です。

しかし、巣箱の中を見て驚きました。ヒナの糞や卵の殻などが一つもありません。親鳥が餌を獲って来てヒナに与え、また採餌に出かける時、くちばしに何かくわえていましたので巣箱の中を衛生的に保つため運び出していたのでしょう。

そして3cmほどの厚さの残されたベッドです。乾燥したコケをびっしり敷き詰めてあります。親が産卵のためにせっせとくちばしに挟んで運び作ったものでしょう。

触ってみるとふかふかです。さぞかしヒナ鳥たちも快適な生活を送れたと思うと、巣立っていく姿を見ることができなかったのは残念でしたが、ホッとするものが残りました。

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