メディカルハーブ-10   ヤロウ

古代ギリシアの英雄アキレスがトロイ戦争で兵士の傷を、ヤロウで癒したといわれ、昔から止血剤として用いられてきました。

小さな花が密集して咲き、鉢花や花壇に植えて楽しめるハーブです。 

     022

作用機序は研究者にも詳しいことは分かっていませんが、地上部の浸出液は解熱、利尿、補血強化、健胃などの作用をもたらし、高血圧や月経不順、風邪やインフルエンザの予防に効果があるといわれています。(なお、子宮刺激作用がありますので妊娠中の使用は避けます。)

小さな創傷や、すりむき傷の治療には、冷ましたティーを清潔な布に浸し、患部に15分間、1日3回適用します。

           Photo_6

◆ 和名     セイヨウノコギリソウ

◆ 学名     Achillea millefolium   

◆ 主要成分  頭状花に精油成分、葉にビタミンやミネラル

◆ 作用     解熱、利尿、健胃、止血作用

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。