ハーブガーデンの“住人”、キジの親子が姿を見せました

先だってハーブスクエアの“新住人”シジュウカラについて書きましたが、実は以前からの住人の雉(キジ)の一家がいます。

昨17日、一日の仕事が終わった午後五時過ぎ、ほっとしてティーテラスに出てガーデンの方に目を移した時、一家が散歩している姿に出会いました。

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一家といっても、子育ては雌鳥のみが行うので、お父さん(雄鳥)の姿は見えませんでしたか゛…。

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昨日は朝から気温が上昇し日中33℃を超え、今シーズン一番暑い一日になりました。それでも夕方になって山の端に陽が隠れると、いくらかしのぎやすくなりました。

それで、この一家、夕涼みの散歩に出てきたのでしょうか?

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母鳥の周りで動いているものがあります。ひな鳥です。数えてみると8羽います。

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この春生まれて、散歩できるまでに成長したのです。

雄、雌の番いでいる姿は、これまでになんどか目にしていますが、こうして母子で散歩しているのは初めて見ました。

「雉の草隠れ 」ということわざがあります。 頭隠して尻隠さずと同じ意味で使われますが、まさにことわざ通り。草むらに隠れているようで、どこにいるのか分かってしまいます。

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春のころから、「ケーン、ケーン」という鳴き声がガーデンの遠くからたびたび聞こえていました。

これは繁殖期に雄鳥が自分の縄張りを宣言しているものと聞いていましたので、巣を作って棲んでいることは知っていました。

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つい先ごろも刈り払い機で草を刈っていた時、母鳥が突然草むらから飛び立ちました。

子育て環境を驚かせてしまったかと反省していたのですが、こうして8羽のひな鳥たちが元気に散歩している姿を見て、安心しました。

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キジは大型の鳥ですが野鳥ですので、やはり警戒心はぬかりなく母鳥はヒナたちが遊んでいる間も周辺に目を配っています。

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こちらでカメラを構えている姿に“危険“を察知したのでしょうか、ヒナたちを促すように隣りの林に姿を消しました。

キジは成鳥になるまで7~8カ月かかるといいますので、また散歩する姿に出会えるかもしれません。

 

 

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