いつもこの時季になると、安曇野の大地の美しさに感動してしまいます。
水田に緑を増しながら育つ稲と、見事な黄金色を見せて稔った大麦の畑。鮮やかなコントラストを見せる麦秋の田園風景です。
大麦は麦茶や押麦の原料となる六条大麦ですが、まもなくコンバインでの刈り取りが始まります。
昨秋の種蒔き後、厳しい寒さの中で越冬し雪が消えるとともに青みを見せ始めます。
今シーズンは冬から春先の低温で生育が遅れ気味で心配されましたが、春になって気温が上がったことなどから例年並みの収穫が見込めるようになりました。
収穫前の麦畑。風が吹くたびに穂を右に左に傾けながら、その日を待っているようです。
この後、大麦に続いて小麦が黄金色に色づきます。