先だってガーデン内の真っ赤に染まったスズランノキをご紹介しましたが、スズランノキが葉を落とし始めるのに替わって、ピンオークが見事なブロンズカラーに染まってきています。
ピンオークも葉に光沢がありますので、陽が当たるとより赤みを増します。
数年前、定植場所を変えるため移植したのですが、しっかり根付き夏は青々とした葉を茂らせここに来て一気に色づき始めました。
オークは和名のナラ、カシワの仲間ですが、その多くは葉の先に円い裂片ができます。ピンオークは深い切れ込みができ先端に鋸歯(のこぎりは)ができるのが特徴といえます。
ブナ科に属する広葉樹で、カナダ南東部からアメリカ東部に分布します。生長すると25~40mになります。
例年、ピンオークが色づき始めると晩秋の装いが深まるのですが、今年は安曇野も温暖な天候が続いています。