安曇野の屋根瓦-9 鶴と亀

「鶴は千年、亀は万年」の不老長寿の格言にあるように、末永く健康に暮らせるようにとの願いを担って、鶴と亀の飾り瓦が屋根に飾られています。

鶴は、三郷・及木の熊野社の本殿の屋根です。

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亀は、明科・犀の宮の社(やしろ)です。

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こちらは、堀金・田多井の民家です。どちらもさざ波が背景にあり、防火の願いも込められています。

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数日後、撮影ポイントを変えて、亀の顔を撮りました。前にはなかった蜘蛛の巣が張っていて、はっきりと写ってしまいました。

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明科・潮の民家で見かけた一風、変わった風貌の亀です。顔、首筋、甲羅までいかつい作りになっています。おそらく、病魔などを家に近づけないという威圧感を表現しているのではないでしょうか。

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こちらは頭を甲羅の中に隠したのではなく、残念ながら頭部分が取れ落ちたようです。

     128                    (三郷・中萱の民家)

レリーフの鶴・亀もあります。

     Photo                    (穂高・耳塚の民家)

     Photo_2                    (穂高・矢原の民家)

     3                    (穂高・柏原の民家)

鶴と亀が、それぞれ別になった装飾瓦を掲載しましたが、一体になったものもあります。後日ご紹介します。

 

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