連日の猛暑の中、安曇野の水田はイネの花が見られる出穂期を迎えています。
4月末から5月中に田植えされたイネが順調に生育し、膨らみ始めた稲穂に無数の白い小花が咲いています。いま咲いているのは、食用のコシヒカリで、いわば白い「コメの花」です。
早生種の酒米、もち米などは、すでに成熟しはじめ稲穂を少しずつ下に垂れ下げてきています。
これから水管理の大切な時期を迎えますので、コメの生産農家では1日に何度か田の水加減を見て回ります。
特に今年は、高温乾燥の日が続いているため、気の抜けないところです。積乱雲が発生しても、なかなか降雨にならず畑の作物も水管理に余念がありません。