Category Archives: 安曇野むかしばなし

矢原の庚申さま~穂高・矢原

穂高の矢原公民館の敷地の横の立派なお堂のなかに、ひっそりと西を向いて立っている庚申(こうしん)さまがあります。庚申さまの台には「元文三年」と記されています。この庚申さまにまつわる昔話です。 むかし、矢原にじさまとばさまが … Continue reading

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友だちに化けたキツネ~豊科・新田

豊科の新田に、法蔵寺というお寺があります。むかし、このお寺の周りは、広く大きい松林でした。山門をくぐって広い道を歩いて行くと、両側に見える林は大きな松が傘をさしたように枝をはり、地面には草が茂っていて、昼間でも薄暗くなっ … Continue reading

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山犬のお返し~明科・中村

むかし、天狗山にはたくさんの山犬が棲んでいました。頂上の近くには、大きな松の木が何本もあり、太い根があちこちに張り出していました。 山犬は、この根を利用して穴を掘り、棲みかにしていたといいます。そのうち、仲間が増えだし松 … Continue reading

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蛇のたたり~三郷・北小倉

むかし、北小倉に新八という、まじめで働きものの百姓さんがいました。朝は早くから夕方まで、田や畑で働きました。ですから、新八の田は立派な稲が育ち、畑の豆や野菜はとってもよくできたので、町の方へ売りに行っても高く売れました。 … Continue reading

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やまますの井戸~穂高・等々力

むかし、等々力(とどりき)に、茂助というだれにでもやさしく親切な百姓が住んでいました。茂助は、夏になると、毎朝東の空が明るくなるのが待ちきれないように田の畔草(あぜくさ)を刈りに出かけました。      (馬の飼料を入れ … Continue reading

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大塚神社の耳かき~穂高・耳塚

耳塚のはずれ、橋爪との境に、天満沢川(てんまさわがわ)をはさんで、「大塚さま」と呼ばれる祠(ほこら)と小さな鳥居のある塚があります。 この塚は安曇野に棲んでいた八面大王と呼ばれる鬼が坂上田村麻呂に退治され、よみがえられな … Continue reading

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顔の欠けた道祖神~堀金・岩原

むかし、岩原に働き者の与兵衛と怠け者の五郎太という男が住んでいました。ふたりの畑は隣り合わせで、間に道祖神が建っていました。男神と女神が仲よさそうに手をつないでいる道祖神でした。 畑が隣りどうしだったことから、村人たちは … Continue reading

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重柳のキツネ~豊科・重柳

むかし、重柳に働きものの喜作という百姓が住んでいました。ある年の五月、朝早くから、ひとりで田植えをしていました。 「もし、もし、おらにも田植えを手伝わせてくんねかい」と、後ろから声がします。振り返ると若くて美しい娘が、田 … Continue reading

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行人さま~豊科・真々部

むかし、真々部(ままべ)に旅の行者がやってきました。富山から飛騨に抜け、高い山々を越えて真々部の地にたどりついたといいます。 行者が念仏を唱えながら村の道を行くと、村の人たちは、みな畑仕事の手を休めて声をかけてきました。 … Continue reading

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あばれ薬師さま~堀金・中堀

中堀の薬師堂は、常念岳を背に、広々とした田んぼの中にあります。お堂の中には、薬師如来が祀られ、村人たちは「お薬師さま」と呼び、大切にお守りしています。 このお薬師さまは、もともとは筑北村別所の岩殿寺(がんでんじ)に祀られ … Continue reading

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