北信濃の志賀高原・東館山(ひがしだてやま)はニッコウキスゲ(ゼンテイカ)の群落で知られていますが、今が見ごろとなっていて眩いばかりの鮮やかな黄橙花が楽しめる時季を迎えています。
ボランティアガイドさんも「今年のキスゲは色も鮮やかで、”当たり年”といえるでしょう」と話しています。
東館山は標高2,000mありますが、この斜面を利用して冬はゲレンデとなっていてここにニッコウキスゲが群生しています。
発哺(ほっぽ)温泉からゴンドラリフトが出ていて、子どもや足に自信のない方でも8分ほどで気軽に頂上へ行けます。
ゲレンデ一面に群生していますので、ゴンドラリフトの下に帯状に続くニッコウキスゲを上空から眺めながら山頂まで行けます。
ニッコウキスゲは、朝開花し夕方に散る一日花で、花は漏斗状に開き花びらは6枚あります。
頂上に着くと、東館山山頂エリアの南斜面に設けられた高山植物園になっています。エリアは約10万平方メートルあるといいますが、この植物園に志賀高原に自生する500種類の高山植物が植えられています。
高原を吹き抜ける涼風の中、初夏を代表するコマクサなど高山植物がたくさん花つけています。
東館山高山植物園は、7~8月にかけて次々と高山植物が花咲き、見ごろが続くといいます。
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