メディカルハーブ-20    バーベイン

高さ30~80㌢㍍ほどで、細いもののしっかりした茎が立ちあがり、上部で枝分かれします。葉は3つに切れ込み、枝先に細長い穂状花をつけます。

花は、まばらに淡紫、ピンク色の小花をつけます。キリストの出血を止めた薬草として神聖化され、神事にも使われたそうです。      

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メディカルハーブとしては、開花時の全草を日陰干し乾燥して使用します。

葉に消炎、鎮静、発汗などの作用があり、洗眼、うがい用にも利用されます。消化を助けることでも知られ、食物の吸収を促進します。葉の煎剤は、過食時に特に有用です。

頭痛をはじめとする疼痛にも用います。

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◆ 和名     クマツヅラ

◆ 学名     Verbena officinalis   V. hastata 

◆ 主要成分  精油(シトラール)、イリドイド配糖体(ベルベナリン)、苦味質、タンニン、アルカロイド

◆ 作用     鎮痛作用、消炎作用、鎮静作用、発汗作用、神経系への強壮作用、消化促進作用、通経作用、催乳作用

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