安曇野が舞台のNHK朝のテレビ小説「おひさま」で放映された安曇野とその周辺の風景を紹介しているコーナーです。
* 掲載した写真で、左上に時刻表示の数字があるのは、テレビ画面を撮ったものです。
連続テレビ小説「おひさま」も、陽子が嫁いだ松本の丸山家(蕎麦屋・丸庵)になってから物語の舞台が安曇野から松本へ変わりました。
そして、終戦を迎え陽子を取り巻く状況は、夫・和成の帰還、妊娠、教師退職、出産、味噌醸造会社への再就職、退社と陽子の家業の手伝いと目まぐるしく移り変わりました。
物語の舞台は松本を軸に動きましたが、陽子たちが実家を訪れるときは、安曇野を象徴する澄んだ川の流れが画面に映し出されていました。
昭和25(1950)年の春、3歳になった日向子を連れて3世代家族揃って、陽子の実家のある安曇野へ小旅行。
この場面、今年7月7、8日にソバの花咲く安曇野堀金でロケーションが行われました。
この時のロケーションの模様は、こちらで。
かつて陽子が通いなれた水車小屋がある辻の前で道祖神に手を合わせ…
持参したお弁当を和気あいあいと食べながら
みんなで将来の夢を語らい合いましたね。
このロケ地の風景、すっかりおなじみになりました。ドラマの放映スタートが大震災の影響でずれ込みましたが放映まもなくして、ここを訪れる人が日に日に多くなりました。
五月の大型連休はもちろん、八月も多くの人たちが見物に来ました。
観光企画でもロケ地ツアーが組まれたりして、平日でも賑わっているようです。ロケセットは国営あづみの公園の敷地内にありますが、現在も同公園には平日でも2千人を超える来場者があるといいます。
陽子たち家族は、お弁当を食べた後、小川の近くでひと休み。この場面は明科の御宝田遊水池の近くで収録されました。
流れている小川は、犀川の支流になります。安曇野ロケでは、初めてお目見えした場所です。ここは後に陽子の初恋の人・川原と再会する場面にも登場します。
家族はその後、万水川のほとりを歩き、たどり着いたのが…
後に陽子が住むようになる絵本に出てきたような洋館でした。このセットは御宝田わさび農場の敷地内に組まれていることは、以前ご紹介しましたね。
番組で放映されるロケ収録は、今回が最後とのこと。安曇野の美しい自然や清澄な川の流れなどがたっぷり録画され、いろいろな場面の背景にでてきます。。
主演の陽子役を演ずる井上真央さんは「緑がきれいで、風が気持ちいい。季節を通して信州で撮影できていることを嬉しく思います」と、安曇野の印象を語っていました。
そうそう。陽子の幼友だちのタケオが結婚することになりましたね。隠しごとの嫌いなタケオは結婚相手のミツに、ずうっと陽子に恋心を抱いていたことを打ち明けました。いきなり、ミツに平手打ちを食らいましたが。
その時の場面も、この日収録されたものです。