メディカルハーブ-15   ホップ

雌雄異株の蔓性植物で、蔓の高さは7~12㍍になります。雌株に毬花(まりはな)と呼ばれる松かさに似た花をつけます。

雌花の苞葉の基部にあるホップ腺が、ビールの苦味や香りづけに利用されます。

           Img_2731

苦味成分には、唾液や消化液の分泌促進作用があります。鎮静効果も強く、アルコール、催眠鎮静剤、鎮静性サプリメントなどとの併用には注意が必要です。

消化不良に対しては食前、不眠症には就寝一時間前に飲用します。

生のホップは、過度の傾眠状態の原因ともなりますので、乾燥したものを使用します。

           Photo_7

◆ 和名     セイヨウ カラハナソウ

◆ 学名     Humulus lupulus  

◆ 主要成分  メチルプテノール、キサントフモール、イソキサンフモール、8-プレニルナリンゲニン、ホップフラボノール

◆ 作用     鎮静作用、消化促進作用、食欲増進作用、エストロゲン様作用による更年期障害の改善作用、Ⅱ型糖尿病のインスリン感受性の改善作用、花粉症状の緩和作用




This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。