大型連休が始まりました。安曇野を訪ねて自然に触れ合おうと考えている方たちに、今の安曇野の春模様をご紹介します。一昨日撮ったものです。
安曇野の山野にカラマツを多く見ることができます。いま芽吹きの時を迎えていて、鮮やかな新緑を誇っています。
新緑の美しさは多くの人に春の訪れを知らせてくれますので、カラマツの若葉色はとりわけ親しまれます
穂高牧の烏川渓谷緑地に群生するカタクリが一面花開いています。
カタクリの花は陽ざしが当たると赤紫の花を開きますが、曇っているとつぼんだまま可憐な花姿を見せてくれません。
自生するアマナも元気に開花しています。 草丈が10~15㌢㍍ほどですので見逃しやすい野草です。花は鐘形で白色に暗紫色のすじがあります。葉はご覧のように線形をしています。
堀金須佐渡の湿地では、ザゼンソウの後を追うようにミズバショウが見ごろを迎えています。辺りは人の気配のないなか、近くに遠くに野鳥のさえずりが聞こえてきます。
山野にはツクシも盛んに頭を出しています。
おいしい山野草として人気のあるギョウジャニンニクも、積もった枯葉の中から柔らかい若葉をだしています。
安曇野のすがすがしい空気の中で、大自然の春の息吹に触れあうのもこの季節ならではの楽しみかも知れません。