安曇野の屋根瓦-22 龍

堀金・田尻の民家の冠木門に立派な龍が飾られていました。

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大写しすると実に力強さがあり、悪霊を家に寄せつけない迫力と火伏せ、すなわち家から火を出さないという強い意思のようなものを感じさせます。   

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三郷・伍社の近くにある熊野社の社務所の屋根にも龍がいます。  

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どちらの龍にも波立つ水が描かれているのがお分かりになると思います。

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龍は、昔から火を伏せる「守り神」として家屋に採りいれられてきました。

土蔵の庇の下などにも龍の図柄や文字が用いられているのをしばしば目にすることができます。

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瓦ではありませんが、漆喰壁を塗る際に使う鏝(こて)で、絵や文字を描いた鏝絵です。

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安曇野で一番目にすることの多い鏝絵は、やはり龍にちなんだものです。

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