安曇野の野花-1

安曇野の野山にもホタルブクロが、大きな釣鐘状の花を咲かせています。

日陰の山道の脇や乾燥した草原などでも見かけますので、場所は選ばない丈夫な性質を持っているのでしょう。

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蛍袋の字を当てますが、名前の由来については、子どもたちがこの花の中に蛍(ホタル)を入れて遊んだというのが定説のようです。

また、一説には、下に垂れさがるホタルブクロの花を提灯(ちょうちん)に見立て、提灯(ちようちん)の古語の「火垂る」を用いたという説もあるようです。

この野の花には、どちらの説も似合っているのではないでしょうか。

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トラノオも咲きだしています。花穂が虎の尾に似ていることから、この名がついたそうです。

花穂は一方に偏って向き、白花をつけます。

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平地の日陰でよく目にするドクダミが、かわいい花をのぞかせています。地下茎を長く張って伸びますので、群生しているところを見かけます。

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名前の響きがよくありませんが、古くから薬草として用いられてきた野草です。10種の薬効があるということから、十薬(じゅうやく)と呼ぶこともあるようです。

葉の形もハート形で、ドクダミの名とは違って、なんとなく親しみやすさを感じるのですが…。

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