バプティシアが青紫の花をつけています。和名でムラサキセンダイハギですが、漢字の表記は紫先代萩になります。
センダイハギ(先代萩)は、黄色の花をつけますが、このバプティシアとは属が違います。ハギといえば秋の花というのが一般的ですが、バプティシアはこうして初夏に咲きます。
愛らしい小花でなごませてくれるローンデージです。イングリッシュデージーともいいますが、和名のヒナギクといった方が通りはいいかもしれません。
花期は長く、耐寒性もありますし、こぼれ種でも増えますので、グランドカバーとしても利用されています。
あざやかな赤紫の大輪花をみせてくれるコモンマロウです。日当たりと水はけがよければ、特に土を選びませんので栽培は容易です。
花は、大きな声をだして喉に違和感が出た場合などにティーにして飲むと、喉の痛みなどが緩和します。
これもセイヨウノコギリソウとしてなじみのあるヤローです。細い羽状で縁に切れ込みがあることから、ノコギリソウの名がつきました。
そもそもは白色の花で、赤やピンク、黄花は変種になります。古代ローマの時代から傷の手当てなどに使用されてきた長い歴史をもつハーブです。
華やかさはありませんが、歌壇にあると落ち着いた風情をかもしだしてくれるルーです。葉にシネオールなどの成分を含み、強い香りがあります。
耐寒性があり、病害虫の発生も少なく扱いやすいハーブの一つといえます。
耐寒多年草のラミュウムで、うつくしい斑の入った葉は歌壇のアクセントにもなります。